ナイキ環境報告書2019
9/12

Environmental Report 20197SPACE CREATION BY DESIGNING粉体塗装設備の導入 粉体塗装は、有機溶剤を全く使用しないため、塗装作業時に大気へのVOCの放出が低減 (大気汚染・悪臭防止) され、火災、中毒などのリスクが大幅に減少する等のメリットがあります。 また、塗料の回収再利用が可能となるため、塗装ブースからのスラッジなど産業廃棄物の発生を削減できます。 塗装工場にドレン回収装置の設置 塗装工程で、ボイラーによる蒸気にて前処理装置薬品槽の薬品を加温していますが、加温後は液化しドレンとして排出していました。 このドレン(約70℃)の回収装置を設置し再利用することにより、燃料、水、再生塩、排水の低減により環境負荷低減を図りました。 効果としては、燃料費で約15%の削減が見込まれます。 省電力機器の導入 生産活動において、アモルファストランス、動力系(油圧プレス機、エアコンプレッサー 等)のインバーター化、効率の良いサーボモーター駆動の機種を採用(ハンドリングロボット、NCT )等で高効率化を進めています。 また、LED照明の導入 及び これに対する電力供給に太陽光発電パネルを設置する等 電気使用量の削減に努めています。 環境に考慮した配送への取り組み 低公害・低燃費など、環境に考慮したエコカーの導入業者とともに、エコドライブを推進しています。また、デジタルタコグラフを搭載し、走行速度、急 加速、急減速、エンジンのアイドリング時間などを正確に記録し、より安全で効率的な運転に努めています

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る