Environment Report 2022 3株式会社ナイキは、オフィス家具の製造・販売・施⼯を事業とし、当社の経営理念 「おかげさまでの⼼の経営」のもとに、企業活動全ての領域で⾃然環境との調和及び地域社会との共⽣を⽬指す。 1.部材の再利⽤、再資源化に配慮し、安全に廃棄できる製品の開発、提供に努める。 2.⼤気、⽔質等環境関連法規及び当社が同意するその他の要求事項を順守する。 3.資源・エネルギーの有効利⽤を⾏い、環境に配慮した事業活動に取組む。 4.化学物質を適正に管理し、汚染の予防に努める。 5.再資源化を推進し、廃棄物の排出量を削減する。 6.PDCAを回し、環境マネジメントシステムの継続的改善を⾏いシステムの充実を図る。 代表取締役社長 内記政環境方針 株式会社ナイキ トップメッセージ 「環境に優しい会社」をめざして ナイキでは、企業の経営理念として、「おかげさまでの⼼の経営」を掲げています。 これは “お互いさまの⼼”、“まわりの⼈に 「ありがとう」 という気持ち” にほかなりません。 また、⼀⼈ひとりが個性を発揮して働き、⾃らの仕事に責任とやりがいを感じることができる会社でありたい、そうした会社として世の中に貢献していきたいと恒に願っています。 社会に対する責任とは、コンプライアンスはもとより、地球環境保全の観点から社会全体の環境負荷低減を促す活動に積極的に取り組むことにほかなりません。 こうした「環境経営」を実現するために、ナイキでは「環境⽅針」として「企業活動のすべての領域で⾃然環境との調和および地域社会との共⽣を⽬指す」を掲げ、この⽅針に基づく環境⽬標を設定し、企業活動を展開しています。 当社の⽣産拠点である彦根⼯場が⽴地する滋賀県は琵琶湖を抱え、環境問題には特に積極的です。 ナイキでも「環境に優しい会社」の実現が企業の責務と考え、まず環境負荷の⼤きな彦根⼯場から環境保全活動に取り組み、2001年2⽉に環境マネジメントシステム規格ISO14001の認証を取得しました。 さらに、環境に対する取り組みを全社レベルの活動にすべく、⼤阪本社 及び東京⽀社も2006年11⽉に同規格の認証を取得しました。 彦根⼯場では、廃棄物の削減および再資源化を進めるために、⽣産活動によって⼯場から排出する廃棄物を1%未満に押さえる 「ゼロエミッション」 を重点課題として活動し、第63期(2021年7⽉~2022年6⽉) も引き続き再資源化率99.9% を達成しています。 また、有害化学物質の使⽤量の削減と⼤気汚染対策として、溶剤塗料を⽤いた塗装からVOCの⼤気への放出が無く環境に優しい粉体塗装への転換を進め、第59期には全ての塗装ラインが粉体塗装となりました。 ナイキでは、環境に配慮した製品開発やエネルギー有効利⽤、省エネ設備の導⼊など、環境保全に強い関⼼を寄せつつ企業の成⻑発展に取り組んでいます。 SDGsの理念にも賛同し、今後も「環境に優しい会社」の実現を⽬指して社員⼀⼈ひとりが責任を持って⾏動し、さらなる改善を⽬指していきます。なにとぞご意⾒・ご感想をいただくと共に、より⼀層のご理解とご⽀援のほど、よろしくお願い申し上げます。
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