部署の垣根を超えたチームワークこそ、お客様への柔軟な対応につながる――。彦根工場で活躍する3名に話を聞きました
守内製品設計、生産管理の仕事って、普段はどんな感じでされてるんですか?
小田製品設計の仕事は図面作成ソフトを使うから、「ずっとPCに向かっている」みたいなイメージもあるかもしれないけど、設計業務って画面の中だけで完結するものではないと僕は思っています。製品にしたときにどれぐらいの強度が必要なのか、実際に現物を見て、触れることでわかることがよくあるからね。気になったらすぐ現場に行って現物を確かめながら作業を進めることも結構ありますよ。
鈴嶋私も同じで、生産管理の仕事は注文書のやりとりだけで済む仕事ではないと思っていますね。製品がお客様の手元に届くまでには、営業・製造・物流・施工など多くの部門の協力の上で成り立っています。机上の数字だけでなく、実際に働く社員の思いも加味しながら、滞りなく商品を提供することが私たちの役割だと思っています。
守内なるほど。僕の所属する技術部門でも人との関りは重要だなと感じています。例えば、日々の設備のメンテナンスは自分たちでやりますが、機械業者さんに教えてもらったり、時には先輩からマニュアルにはない知識を得ることもあります。
鈴嶋技術部門が日々の工場運営を支えてくれているもんね。頼りにしてるよ。
守内がんばります(笑)
小田守内君は仕事にはもう慣れた?
守内2年目ですから、まだまだ勉強中のことも多いですね。設備に不具合があったときには、まず製品を分解して、溶接の仕上がりに問題があるのか、電圧が足りないのか、またはプログラミングにエラーがあるのか、一つひとつ確認しながら誤作動の原因を突き止めています。
小田そうなんだ。技術部門がソフトとハードの両方を見ることができるナイキのような企業は珍しいかもしれないね。
鈴嶋設計の仕事はどんなところが難しいんですか?
小田本社のプロダクト部門からあがってきたアイデアをいかに製品化するか、というところかな。いくらスタイリッシュなデザインでも、強度が足りなければ製品にならないし、既存の設備や素材が応用できないデザインでは価格も上がってしまうからね。
守内なるほど。商品として流通させるためには、ただスケッチ通りに設計すれば良いという訳じゃないんですね。
小田その通り。僕が設計を担当した「Selift」という製品も、諸々の制約や条件をクリアしてようやく開発できたんだけど、苦労した分、営業から「お客様に喜んでもらえたよ」と聞くとやりがいを感じるね。
鈴嶋色々な条件をクリアして目的を達成するという点では、生産管理も同じかもしれませんね。ナイキは「短納期対応」を掲げているので、常に在庫を把握しつつ、不足する場合は増産を指示する必要があります。もちろん、生産キャパにも限界があるので、広い視野を持ってスケジュールを調整していくところがこの仕事の大変なところでもあり、やりがいでもあると思います。
守内まさに「縁の下の力持ち」ですね!
鈴嶋ナイキにはどんな社風があると感じていますか?
小田人のつながりの強さかな。最近は多品種少量生産の傾向が強くなっているから、鈴嶋さんたち生産管理の仕事はより難しくなっていると思う。だからこそ、部署の垣根を超えて、担当者レベルで気軽に相談し合える雰囲気は、これからも大事にしたいところですね。
守内確かに!入社してみて『こんなに連携を取り合う会社なのか!』と驚きました。
鈴嶋設計課、資材課、技術課など色々な部門と相談することが多いので、私も業務中は自分のデスクを離れて、あちらこちらに顔を出すようにしています。
小田すごくわかる!そこかしこでコミュニケーションを取っている社員が多いのもナイキの特長かもしれないね(笑)
鈴嶋皆さんは普段どんなことを目標にして働いているんですか?
小田時代のニーズを掴むことかな。最近は、大型のベンチテーブルや、リビングテイストなデザイン、あるいは抗菌・抗ウイルスといった感染対策の素材などにもニーズが集まっています。ナイキの根幹がオフィス家具であることに変わりはないけど、今後はこれまでタッチしてこなかった分野にもアプローチしてみて、より市場に合った製品を設計する力を身につけたいというのが当面の目標かな。
鈴嶋そうですね、生産管理部門でも市場の変化を感じています。だからこそ営業との連携を深めたり、製造の知識をより深めたりしながら、より効率的な生産計画を提案できるようになりたいですね。
守内私たち技術部門にとっても、製造現場の負荷を減らすことは重要な役割だと思っています。経験を積んで工場全体の製造の流れを把握しつつ、他社の事例なんかも学んでいきたいですね。例えばロボットを導入したり、工程をもっとショートカットできるレイアウトを組んだり、新しいことにもチャレンジしていきたいと思っています。
今回はナイキのモノづくりの拠点である彦根工場でインタビューを行いました。3人それぞれ働く部署は違いますが、お客様のために部署の垣根を超えたチームワークを発揮して働いている様子を伺うことができました。それが、明るく風通しの良いナイキの社風につながっているのだと感じることができました。